綺麗なボディラインの源『腸腰筋』のポテンシャルを引き出す整体

「鏡を見ればありとあらゆるパーツが気になる」Rさん。全身のボディラインを整えることを目的に週一ペースで通い始めました。

まずは眠っているインナーマッスルを呼び覚ますことをテーマとして、これまで2回整体施術を行い、骨盤を引き締めるために重要な役どころを担うインナーマッスル「腸腰筋」が、そろそろ眠たい目をこすりつつ目を覚ましてきた感アリ。

3回目となる今回は「動き始めた腸腰筋のポテンシャルを引き出す」というのでしょうか。「下半身を引き締めるために、あなたはこういう風に動かないといけないよ」という教育を腸腰筋へ対して行いました。

腸腰筋の重要性を意外とみんな知らない?

正確な時期はうろ覚えですが「骨盤ダイエット」というエクササイズが流行り始めた頃から「腸腰筋」という筋肉の存在がクローズアップされ始めたように思います。その後、現在へ至るまで様々な腸腰筋のトレーニング法が紹介されたにも関わらず、世間一般的にまだまだその認知度は低いと感じています。

来店されるクライアントさんも、インナーマッスルという言葉は聞いたことがあっても「腸腰筋って何?」、その使い方や存在に至っては「まったくもってわからない」という方がほとんどです。

だからこそなのですが、腸腰筋の正しい使い方・トレーニング・活用方法を、施術やレッスンで体感されて、その変化ぶりを目の当たりにしていただいた時の驚きも大きいのかなと感じています。「こういう身体の使い方は今までしたことなかった」「身体ってこうやって引き締まるんだ?」「今までいくらトレーニングしても細くならない理由がわかった」という方が本当に多いのですよね。

腸腰筋のごく一部しか使えていないエクササイズも存在する

世に「腸腰筋トレーニング」と呼ばれているものは沢山ありますが、中には残念ながら腸腰筋の潜在能力を存分に引き出せていないものもあります。質の良い筋肉をつくろうとした時、その筋肉が持っている可動域を丁寧に隅々まで使うべきなのに、腸腰筋を一部の範囲でしか使わせていないエクササイズも少なくない。それだとボディデザイン的に結果を出しにくいのですよね。

「肉体をデザインする」ことを考えた場合、腸腰筋はかなり重要な役割を担っていて、腸腰筋を十二分に活かして動けるのと一部の範囲でしか動かせないのとでは、体型にも大きな差が出てきます。少なくとも骨格レベルで引き締めようと思ったら、腸腰筋をいかに機能させるかが重要になってくる。そしてほとんどの方は腸腰筋を上手く使えず身体の奥底で眠らせてしまっていて、そんな熟睡状態の腸腰筋を起こそうと思ったなら「痛み」「汗」は必須です。

体型を変える大切な基礎づくりの段階

今回のRさんも骨盤付近へ生じる痛みに耐えながら、そして汗びっしょりになりながら、腸腰筋が本来持っている機能へ近づける施術を60分みっちり受けていただきました。そして自宅で行う宿題も腸腰筋づくし。もう「これでもか!」というくらい、腸腰筋を動かすことにこだわってやっていただいています。

今は体型を変えるための大切な基礎づくりの段階なので、股関節・ウエスト・わき腹あたりに筋肉痛がつきもの。ただしこれを乗り越えたら「キレイ女子」へ生まれ変わる階段を上り始めることができるので、今後も彼女が途中でくじけないようしっかりサポートしていきます。

最強セラピストへなりたかった、あの頃の私へ

朝から晩まで隙間なくビッシリ埋まっている指名予約スケジュール。それは週明けから週末、月明けから月終わりまで揺るがない。毎朝のルーティンとして、当日並んでいるお客様ひとりひとりの初回、これまでの施術経過を時系列で回想しながら、今回の要点・焦点をおぼろげにまとめる。あとはその時そ...