昨晩は涼しくて過ごしやすい夜でしたが、来店されるお客様に夏バテを引きずっていらっしゃる方は多く、先日「夏バテで身体がしんどい」というKさんに整体+パーソナルレッスン( 水道橋店限定 )を受けていただきました。ここのところの暑さは尋常じゃなかったですからね。屋内に入ったら入ったでエアコンガンガン効かせてあるし、そりゃあ体調だっておかしくなります。みなさんは夏バテ対策どうされてますか?食事はちゃんと摂れてますか?
お客様と話をしていると「暑過ぎて外を歩けない」「エアコンで身体が冷えてつらい」「でもエアコンかけてないのもつらい」「食欲が落ちて食べ物が喉を通らない」「ついついジュース・アイスに走る」…といった声をチラホラと耳にします。そんな方は当店にお越しいただいているお客様だけでなく、きっと世の中にも沢山いらっしゃるはず。暑さ真っ只中で、どうしてもそういう選択肢になってしまうのはわかります。ただそれは「夏バテ」するための選択を自分自身でしているのと同じで、食欲がなくなるのもそうだし、身体が重くなるのもそうなのですが、自らを動けない状態に自ら追い込んでしまっています。
エアコンで冷え切って運動機能の低下した身体で炎天下に出向くのは本当に危険です。上手に汗をかけないからロクに歩いていられないし、歩いていられないから中途半端に熱にやられた状態で屋内に逃げこんでさらに身体を冷やす。そうやって身体が冷えると内臓機能が衰えるのも当たり前で、自然と食欲も減退します。食べるものを食べなければ、ますます運動機能も低下していくという、まさに悪循環。
K さんはエアコンで継続的に冷えて緊張しきった身体を整体でほぐすところからスタート。揉みほぐしで各パーツがほぐれたら今度はパーソナルレッスン。ゆったりとしたリズムで動きながら、固まってしまった筋肉を一か所一か所丁寧に解きほぐしていきます。「自分で動いて、熱を生んで、汗を流すという行為」…生物であれば当たり前のように出来ることを、当たり前に出来ていないから夏バテは起こるのだといえます。Kさんもレッスンの中で「動いて汗をかき、自身の体温調整を行う」ことを目的に動き続けてもらいました。
レッスン終了後、しっかり自分で熱をつくって発汗し、身体がほぐれきった K さんはゴクゴクッとお水を飲み干していました。こういう時のお水ってどうしてこんなに美味しいんでしょうね?
夏バテされている方は「暑さで汗をかく」よりも「自分自身で動いて汗をかく」ということをぜひ視野に入れていただきたいです。ただし無理はしないように。動いた後は、水分・栄養をしっかり補給して下さい。動いて代謝(発汗)→食べる(栄養)→寝る(休養)。その繰り返しが夏バテ対策になります。